「藪会式」樹勢回復

樹勢回復

「藪会式」樹勢回復 これまでの樹木に対しての治療技術は、一般的に、被害を受けた樹皮部位にウレタン又はモルタル等の物質で覆いを施して、腐蝕を防止する技術である。
「藪会式」樹勢回復 これに対して、当会の樹木の樹勢回復技術は、一言で言えば、長年培って開発してきた技術で、樹木が生理的特性として本来持つ自然の回復力を活用して治癒を行うもので、従来の技術とは大きく異なる。  被害部位にキノデール(治癒資材であり厳選されたピートモスを材料としている)を張り付け適度の湿度と気密性を有する環境を作る。

 そこの部分にアリ等の小動物などを侵入させ被害部位周囲のカルスの発達と併せて不定根を発生発達させこれと樹木の被害部位の形成層等と接着・融合させて治癒を図るというものである。
 また、当会は前記地上部の取り扱いと併せて、樹木は根が元気でなければ治癒出来ないとして、樹木が本来生成している森林土壌の特性に着目し、地下部の根の発達を促す土壌改良技術にも重点を置いていることに大きなポイントがある。